テールゲートリフターとは
テールゲートリフターとはトラックの荷台後部に設置された油圧式の昇降台です。
テールゲートリフターの種類
テールゲートリフターの種類は運ぶものにより異なります。
当社では主に
1.格納式
2.跳ね上げ式
の2種類を使ってきましたが、跳ね上げ式は可動部が少なく故障しにくいメリットはあるものの積み下ろしを行う建物が跳ね上げ式に対応していないと、温度管理や異物混入の観点からデメリットが多くなるため近年では格納式のみ採用しております。
格納式テールゲートリフターのメリット
1.昇降できる荷物の重さは1,000㎏以上とボタン一つで上げ下げが可能
2.稼働させなくとも後部扉の開け閉めが可能
3.建物(センター等)に接車する際、建物を選ばず接車可能
近年話題となっている一般貨物事業の2024年問題(労務問題)に対応するため、積込や納品の簡素化が進む中、カゴ台車(ロールコンビパレット)の使用が一般的となって参りました。カゴ台車を昇降する需要が増したためテールゲートリフター装着車両は今後多くなると考えております。
格納式テールゲートリフターのデメリット
1.荷物を積んで昇降する際、落下と怪我の危険が生じる
2.格納してあるので、使用の際と格納の際に操作が必要
3.稼働せず、荷台へ乗り降りする際は落下の危険が生じる
一度に大きい荷物の昇降が行えるため、事故のリスクが増しました。正しい取り扱いを行えば事故の発生は未然に防ぐことができます。当社では正しい取り扱い方法についてもマニュアル化し、しっかりと教え、事故を未然に防ぐ取り組みを行っております。